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80デイズ

80デイズ

監督:フランク・コラチ
2004年 アメリカ

80日間世界一周のリメイク。と言ってしまうのはどうなのか。村の御神体を盗まれた中国人が盗賊団を相手に大活躍、ってのは流石に無理があるだろう。世界観を借りた別物と考えた方が良いのではないかな。

まあそれはそれとして。映像はCGを多用したファンタジーな仕上がり。ストーリー的には、愛・友情・信念・夢・高潔さ、そういうのは大事だよって話。ジャッキー・チェンがいるので当然ながら格闘シーンもありますが、とことんまで叩きのめすことも流血も死もなく、コミカルな味付けも相まって痛々しさを感じさせないところはいかにもディズニーらしい。

このディズニーらしさってのが私は基本的に嫌いダ。でも巧いなあとは思います。例えば大仏の中での格闘シーン。科学者のくしゃみとリンクして、大仏の鼻の穴から鼻水が垂れるように、倒された悪党の一人がずるっと飛び出すカット。やってることは暴力以外の何ものでもないというのに、そういう演出を挟み込むことで暴力性を相殺しています。

痛みの伴わない暴力を子供に見せることが果たして良いとは思えないが、そんなこと本当はどーでも良くて、要は親が納得できるか否かが問題なのだ。金を払うのは親だから。親に安心感を売るのがディズニーの商売だから。そういう意味じゃあ彼らの仕事は見せ方を熟知しているプロの技ですよ。そこんところは認めざるを得ない。

ジャッキー・チェンが主演といっても、彼はあくまでアクション担当であり、物語の主人公はスティーヴ・クーガン演じる科学者です。いつも助けられてばかりで足手まといのマヌケな主人公。なのに大切な場面では必ず真ん中に映っているという。飛行機作った以外、オマエ何かやったか?と言いたくもなりますな。

他にも突っ込みどころは数多し。そもそも80日間を2時間に圧縮するという根本に無理があるわけで、もうそこまで辿り着いたの?とか、万里の長城を歩いて渡り切ったってか?!とか、釈然としない点だらけで言い始めたらきりがない。これは望むべくもないことですが、もっと色んな国の様子を堪能したかったです。


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