<< フル・モンティ | main | 未来は今 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


- | - | -

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語スペシャル・エディション

監督:ブラッド・シルバーリング
2004年 アメリカ

急逝した両親から莫大な遺産を受け継いだためマッドな男に付け狙われる幼い3兄弟のダークファンタジー的物語でした。

「これ以上、観ないほうが良い」というナレーションが幾度も登場し子供達の不幸を殊更強調しますが、言うほど不幸ではありません。いや、現実的に考えれば確かに悲惨な身の上の子供達なのだけれども、その中で希望を見失わない彼らの聡明さが爽やかに、んでコミカルに描かれているので、悲壮感はありません。とくに言葉もろくに喋れないくせに毒づきキャラという末っ子の存在が事の深刻さを打ち消しており、可愛そうな子供達が健気に頑張る姿を見て涙ながらに喝采したくなるという感じは全くなく、不運に見舞われたエキセントリックなガキんちょたちのちょっとした冒険という感じで気軽に楽しいです。

残念なのは全編を通してジム・キャリーの独壇場になってしまっていること。彼のいかれた悪役っぷりは楽しいのですが、物語の根幹を曖昧にしてしまうほどやり過ぎるのは流石にどうかと。まあそれは彼のせいではなく、監督の狙いが的外れなのだと思いました。

天才的な発明家の長女と頭の中に書庫がある長男の連携で『冒険野郎マクガイバー』的に窮地を脱する場面は面白いので、そこんところだけはもっと観たいです。


ら行 | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト


- | - | -

コメント









トラックバック

トラックバックURL :