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ショート・サーキット

ショート・サーキット

監督:ジョン・バダム
1986年 アメリカ

人工知能を搭載した最新鋭の軍事ロボットが、落雷を受けたショックで回路に異常をきたし、自らの意思を持つ。施設を抜け出したロボットは、たまたま知り合った女性との交流の中で、この世の美しさや生命の重さを学習する。破壊や殺戮を教え込む施設にはもう戻りたくないと考えるロボットだったが、施設は執拗に彼を追うのだった――。

いかにもB級の匂いがする、テレビ東京で日曜の昼下がりに放映されそうな映画ですが、公開当時はそれなりにヒットしたような気が。

ストーリーは在りがちで捻りもありません。予想と寸分違わず結末まで達します。ロボットは感情を持ち得るか、というややこしい問題を掘り下げるつもりもなし。そもそも高等生物は死ぬ(ということを知っている)からこそ死をできるだけ遠ざけるために感情というシステムが構築されたのであろうに、この映画のロボットの場合まず感情ありき。とにかく落雷で回路がショートして感情を持ち(理屈は明かされない)、更に自分は死ぬものだと“勘違い”することで生へ執着するようになったという無茶な大前提。その無邪気な(つまりは無思慮ということだ)生命賛歌は幼い子供ならいざ知らず、大人の鑑賞に耐え得るとは思えませんし、私に至っては虫唾が走る思いでした。しかも困ったことに、このロボットがまた可愛くねえの、見た目が。中途半端にリアルで。デザインは『ブレードランナー』などを手がけた元工業デザイナーのシド・ミード。贅沢と言えば贅沢、無駄と言えば無駄な人選です。


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