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16ブロック

16ブロック [DVD]

監督:リチャード・ドナー
2006年 アメリカ

16ブロック先の裁判所に、証人として出廷することになっている囚人・エディ(モス・デフ)を護送する刑事・ジャック(ブルース・ウィリス)は、遅々として進まないニューヨーク名物の大渋滞に巻き込まれて苛立ち、一旦路肩に車を留めて酒を買いに商店へ。すると一人の男が車に近づき、懐から銃を――。

ここまで(せいぜい10分程度)の間に、ジャックとエディの基本的な人間像と彼らの目的、目的地までの距離・残り時間・朝のラッシュ時であることなど二人が避けられない“縛り”、オチに繋がる伏線など、必要な前提がほぼ出揃っているのって、実は凄いことなんじゃないかな。こういう巧い映画って、そうあるもんじゃないですヨ。

ダイ・ハード的なアクション映画なのかと思いきや、サスペンス要素の方がずっと強く、二人がいかに窮地を切り抜けるかがポイントで、ジャックの(アル中の割りに)的確な状況判断によりギリギリで逃げ延びる様はスリリングでした。

人物描写が良かったように思います。どんな人生を送ってきたか、どんな考えの持ち主か、生活ぶりはどうかが、目に見えてきそうな感じです。ケーキのレシピノートや便座といった小道具から、人間性や人間関係を想像させるのも巧いと思いました。人間の負の部分を描きつつも、家族愛や友情の温かみも描いて後味良くしめるのは、ドナーらしい気がします。

マンハッタンの雑踏や、古くて少し汚れている街並みに、ある種のカッコ良さというか美しさというか、そんなものを感じたのは、この映画が初めてです。


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