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燃えよ!ピンポン

燃えよ!ピンポン [DVD]

監督:ロバート・ベン・ガラント
2007年 アメリカ

かつては卓球会の神童とうたわれた主人公・ランディであったが、ある試合で敗北を喫して以来、彼の人生はすっかり転落、19年経った今では場末のレストランで卓球芸を披露して日銭を稼ぐ、ブクブク太ったオッサンに成り下がってしまっている。

そんなランディの元にFBI捜査官が訪れ、裏社会で暗躍する世界的な指名手配犯・フェンの逮捕に協力して欲しいと言うではないか。もうこの時点であり得ない話になっているが、そんなことには目をつぶる。なんでもフェンは卓球が大好きで、近く賭け卓球のトーナメント試合を開催するという。そこでランディは、試合に潜入してフェンの尻尾を掴むという大役を任されるのだが、彼の卓球の腕前は鈍っており、地区大会でさえボロ負けする始末。こりゃまずいってんで、FBI捜査官はランディをある卓球道場に弟子入り志願させる。そこには盲目の達人ワンと、美しい姪のマギーがいた――。

この粗筋を読んだだけでも馬鹿馬鹿しいと思うだろうが、映画本編を観るともっと馬鹿馬鹿しい。登場人物は誰一人としてマトモじゃないし、本筋の流れを阻害するかのように細かなギャグが目白押しだ。っつーかギャグを見せたくてこの映画を作ったような気さえする。もう映画としての完成度とか意味とか、そんなことはどうでもいい。それでも私はこの映画が結構好きだったりする。判りやすく例えると、タイトルからも窺えるようにブルース・リーの映画と共通点が多々あり、そこに『少林サッカー』や『ベスト・キッド』のテイストを盛り込んだらこうなっちゃいました、というようなスポ根コメディ映画だ。

主人公を演じるダン・フォグラーという俳優を私は知らなかった。印象としては毒を薄め角を取ったジャック・ブラックという感じで、ブヨブヨな体型もあいまって動物的な可愛らしさがあった。おそらく髭さえ剃れば童顔だろう。フェンを演じるのは名個性派俳優のクリストファー・ウォーケンで、やはり独特な雰囲気を醸し出していたが、この人の場合は異常が普通だから特に目新しくはない。ワン老人を演じるジェームズ・ホンは、どこかで観たと思ったら『ブレードランナー』で眼球を作っていた職人じゃないか。そしてマギーを演じるマギー・Qは、キレイ。アクション面で最も活躍していたのは彼女だった。


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