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アトミック・カフェ

アトミック・カフェ

監督:ケヴィン・ラファティ、ジェーン・ローダー、ピアース・ラファティ
1982年 アメリカ

核にまつわるあらゆる映像――特にアメリカ政府による核実験の模様や、国民への啓蒙を目的としたもの――を切り張りして編集、そこにポップな音楽をのせた、ドキュメンタリー作品。

背景には反核・反戦思想があるのでしょうが、それよりもプロパガンダの馬鹿馬鹿しさと危うさを揶揄することが目的のようでした。確かにアメリカ政府による啓蒙映画の内容は、今考えれば笑ってしまうほどお粗末です。『風が吹くとき』というアニメーション映画に登場する老夫婦が、政府の配布したパンフレットどおり、白い服を着ていれば放射線の影響を受けないと信じて実行するシーンがありましたが(これはイギリス映画でした)、実際にアメリカ政府が流布した核から身を守る方法というのが、もうあまりに馬鹿馬鹿しい。「ピカッときたら、サッと隠れる!」 とにかく物陰に隠れれば安全なのだそうです。耳寄りな情報を聞けて良かったですね皆さん。

しかしこんなことが、たかだか50年前に行なわれていたのだと思うと、ちょっと笑えない。更に、日本に核を撃ち込まなければ戦争は長引いて、結果的により多くの犠牲者が出ただろうという説を唱える連中が、今もアメリカに少なからずいることを考えると、彼らのアホさ加減は50年前と大差ないのではないかとさえ思えるのでした。


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