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ミシシッピー・バーニング

ミシシッピー・バーニング

監督:アラン・パーカー
1988年 アメリカ

ミシシッピ州で3人の公民権運動家が行方不明となる。二人のFBI捜査官が捜査に当たるも、背景には深刻な人種差別問題があり、当然ながらクー・クラックス・クランの関与も疑われたが、地元の保安官でさえ言葉を濁す始末で、捜査は難航する。

1960年代当時の、アメリカ南部の人種差別問題が生々しく描かれており、サスペンスとしてだけでなく社会派ドラマとしても見応えがあります。ジーン・ハックマン演じる刑事は南部出身で、差別の現実に諦めを感じつつ、しかし忸怩たる思いも抱えており、一見そうは見えませんが深みのある思慮深い人間です。一方、ウィレム・デフォー演じる相棒は堅物の熱血漢で、人種差別を杓子定規に真っ向から否定するため、地元の住民と要らぬ衝突をして有効な証言を得られなくしてしまいます。そんな二人が次第に互いを信頼しあうようになる過程も良かったです。

今も昔も多くの国でヘイトスクラムは存在していて、特に近年のアメリカでは9.11以降、アラブ人に対するソレが増えつつあり、その上、崩壊したはずのKKKも会員数を増やしているとか。多くの場合、そのようなことを行なう輩は貧困層に属しており、まぁ要するに、てめぇの不満の原因を摩り替えて他者にぶつけているわけですが、サブプライムローン問題やなんかでますます貧困層が増えると、ヘイトスクラム予備軍もまた増えるのではないかと、そんなことを少し思いました。映画とは関係ない話ですが。


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