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やわらかい手

やわらかい手 スペシャル・エディション

監督:サム・ガルバルスキ
2007年 ベルギー、ルクセンブルグ、イギリス、ドイツ、フランス

難病に苦しむ孫の手術費用を捻出すべく、性風俗店で働き始めた初老の女性が、自立心に芽生え人生の意味を見出してゆくという物語です。

主人公が働き始める性風俗店は、薄いベニア張りのような安普請の壁に開いた穴へ突っ込まれた男性客の一物に、裏で控えた女性が手でサービスするというもの。今はどうか判りませんが、安価で手っ取り早いこの手の風俗店は、かつて日本にもありました。女性が表に出なくて済むので、おばさんや、時にはオカマが働くこともあったようです。

設定が設定であるだけに、少々おっかなびっくりな感じで見始めましたが、意外とセクシュアルなシーンは少なく、それよりむしろ、初めは戸惑いながらも次第に隠れた才能を発揮して売れっ子になってゆく主人公や、彼女に群がる男どもの滑稽な様子をコミカルに、また、主人公の行いを恥じる実の息子(つまり孫の父親)との確執や――これには腹が立ちました。オマエの子供の為に身を呈して働く母親を淫売呼ばわりするとは何事か!と――、主人公と店の経営者の盲目になりきれない大人の恋愛の顛末などは、ほろ苦く描かれていて良かったです。

それにしても主人公といい、孫の母親(主人公の義理の娘)といい、覚悟を決めてなりふり構わなくなった女は強いなと。最後までウジウジウダウダやっているのは男の方だったり。全く不甲斐ない。


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