監督:ルイ・レテリエ
2008年 アメリカ
えーっと、とにかくハルクなんですけども。
主人公が何故強大な力を得るに至ったか、そして何故軍部に狙われるのか、その辺りの経緯は冒頭でスタッフロールをバックにざっと説明されるのですが、原作ともドラマシリーズとも微妙に違っているようです。とはいえ大筋に影響はありません。
今度のハルクは“怪物になってしまった男の悲哀”がほとんど描かれません。とにかく怒りを爆発させるハルクの暴れっぷりを堪能するための映画です。心理描写とかドラマ性とかそんなのいらねぇから圧倒的なハルクのパワーを見せつけてくれりゃぁいいんだよ!、という人達には面白い映画でしょう。逆に暴れていないシーンが邪魔かも。
ハルクのCGは、いかにもCGCGしているCGでありました。体躯の大きさにもバラつきがあったように感じました。背景や他の登場人物あるいは乗り物などとの対比によって、やたら大きいように見えたかと思うと、意外とそうでもないように見えたり。
あとは、リブ・タイラーが相変わらず綺麗だったことと、ティム・ロスの目が相変わらずドロンとしていたことくらいでしょうか、覚えているのは。っつーかどーでもいーんだよ、こんなくだらねぇ映画。あ、正直な気持ちを言ってしまいました。
そういえばラストで『アイアンマン』に繋がるお遊びシーンが観られました。いやホントにどーでもいーんだよ、こんなくだ(略)。疲れた。
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