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アクロス・ザ・ユニバース

アクロス・ザ・ユニバース デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]

監督:ジュリー・テイモア
2007年 アメリカ

1960年代のニューヨークが舞台。まだ見ぬ実父に会うためイギリスから渡米したジュード、ジュードと恋に落ちるも反戦運動にかまけてしまうルーシー、ルーシーの兄でベトナムに徴兵されるマックス、彼らのルームメイトでロックシンガーのセディとギタリストのジョジョ(ジャニス・ジョプリンとジミ・ヘンドリクスってところか)、やはりルームメイトでレズビアンの元チアリーダー・プルーデンス。交錯する6人の人生模様を、サイケデリックな映像表現とともに、ビートルズの楽曲に載せて描いたミュージカル青春映画です。ラブ&ピースってね。

ビート文学だの、アメリカン・ニューシネマだの、ロックミュージックだのを色々摂取してきた私は、当時のアメリカの政治や風俗をある程度は知っていますが、知っているだけで判ってはいません。だからこの映画が描くアメリカの空気にリアリティがあるのか判断できないのですが、ただ、私にもかつてはくだらない仲間がいて、そんな連中と馬鹿げたことをやり、ふとしたことに一喜一憂する無駄に繊細だった若かりし頃があって、この映画はその頃のことをリアルに思い出させてくれました。だから恥ずかしいような、くすぐったいような気分がしました。

歌は役者さんが台詞と同様、実際に生で唄っているのを収録したそうですが、かなり上手いです。演技しながら、時には走り回りながらですよ。しかもほとんど新人さんらしいじゃないですか。世界中の老いも若きも、誰もが知っているようなスタンダードナンバーを、一本の映画にできるほど量産したバンドがいたということからして凄いのに、全くアメリカやイギリスって国はいったいどうなってんだ。日本では絶対……とまでは言いませんが、少なくともまだ数十年は作れないタイプの映画です。このレベルの差はどこから来るんでしょうか。

劇中で使われているビートルズの楽曲数は、映画関係の大手サイトによると33曲となっています。しかしエンドロールのリストを数えると34曲です。おそらくラストで“All You Need is Love”に一瞬だけ被さる“She Loves You”をカウントするかしないかの違いだと思われますが、実はここ、音楽とシナリオとがばっちり噛み合った、この映画の中でも屈指のウマイ箇所ですので、聞き逃してはいけません。


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