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クワイエットルームにようこそ

クワイエットルームにようこそ 特別版 (初回限定生産2枚組)

監督:松尾スズキ
2007年 日本

オーバードーズ(薬物過剰摂取)によって精神病院に強制入院させられたヒロインが退院するまでを描いた映画です。

精神病院が舞台の映画といえば、『カッコーの巣の上で』という言わずと知れた名作があるし、新しめだと『17歳のカルテ』がなかなか良かった記憶があります。それらに対しこの『クワイエットルームにようこそ』は思い切りコメディタッチで、まあふざけてると言えばふざけてる。しかしながら、一般的に異常と言われる人々を描くことによって、我々が信じて疑わない正常というものの異常性を炙り出しているという意味では、上の2作品と共通する点がないわけでもありません。とはいえやはり目立つのはオフビートな笑いの部分であり、しかつめらしい顔をして見るような映画ではないんですけども。

一つ理解できなかったのは、まるで自殺願望の有無が異常性を表すカギとなるかのような物言いです。長らく自殺願望を抱えながら生きてきた私にとって、それは最早自分の一部であり、物事の価値を決める際に重要な“物差し”として機能しているものです。おそらくこれからも心のどこかで死にたいと願いながら、私はその物差しを使って様々なものを測り、93歳まで生きる予定でありますが、それはやはり異常なことなのだろうか。そりゃ当然異常でしょ、と言われれば二の句が接げませんけどもネ。


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